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保育園の洗礼とは?どんな病気があり、いつまで続くのかを解説!

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保育園の洗礼とは、保育園に行き始めた子どものママパパを困らせることです。どんな病気があるのか、いつまで続くのか、どうにか対策はできないのかと悩みますよね。

育児休暇を取得してから、復帰を決め、そこに向かって準備を進め、生活も整えていざ、復帰!となってからの「保育園の洗礼」。出鼻をくじかれる思いをされる方も多く、復帰に向けた意気込みや、やる気がそがれて、育児と仕事の両立の難しさを一気に突きつけられるような思いを感じられる方もいます。しかし、子どもの環境が一変し、何もなくスタートする事の方が難しいのです。子どもの負担無く、STARTできることが一番理想ですよね。

そこで、ここでは、保育園の洗礼について紹介し、対策や、症状を知っておく事で少しでも洗礼から早く抜け出せるお手伝いになればと思いコラムを書いています。

1. 保育園の洗礼について

1-1. 保育園の洗礼とは

洗礼とは、保育園に行き始めたばかりの子どもが次から次へと風邪や胃腸炎などのウイルスによる感染症にかかることです。子どもの体調不良が続くと保護者も不安に思うかもしれませんが、保育園に入園し、通い始めたばかりの子どもにはよくあることなのです。誰もが通る道と言っても過言では無く、職場でも理解してくれる企業が多くなっています。

子どもは体も発達途中で抵抗力も弱く、感染症にもかかりやすいのです。産まれて、外の世界で活動する時間が長くなり、保育園という様々な菌が存在する環境に入るのですから、洗礼を受けても当然ということです。大人は鼻水や咳ですむ風邪でも、子どもが感染すると高熱が出て長引くことも、また治らないうちに違うウイルス人感染することもよくあります。

また保育園では子どもたちが毎日近距離で接しており、感染予防をと言っても通用しない年齢であり、感染対策の徹底が難しいのも保育園の洗礼の原因のひとつです。保育園の入園前にどれだけ免疫をつけられているか、入園してから新しい菌やウイルスにどれだけ出会ったか、子どもによって様々です。

多くの子は3~6か月ほどで落ち着いて登園できる日が増えますが、半年ほどかかった家庭もあれば落ち着くまで1年以上かかる家庭もあるそうです。

1-2. どんな症状が出る?

洗礼の多くは、風邪のような症状から始まります。

1-2-1. 発熱

37.5度以上の熱がある場合のことをいいます。

1-2-2. 咳

空咳のような咳から始まり、痰がらみの咳で嘔吐してしまうこともよくあります。咳き込んで眠れず夜泣きが続くこともよくあります。

1-2-3. 鼻水

初期の頃は透明のものが、黄色や白のものは、風邪ウイルスと戦っている最中のものです。

1-2-4. 下痢

お腹に菌が入ってしまい軟便、酷い時には白い便が出ることもあります。

1-2-5. 嘔吐

咳き込みからの嘔吐や、胃腸炎等のウイルス性のものもあります。

1-2-6. 発疹

発疹が出ただけでもお迎え対象になることがあります。水疱瘡やはしか、とびひ等が疑われる場合病院に連れていく必要があるためです。

1-3. どんな病気があるの?

季節によって流行している病気が違いますが、昨今は今までとは違い、季節に関係なく大流行してしまう事も起こっています。

病名 病状 潜伏期間  ワクチン  合併症
はしか(麻しん) 高熱、不機嫌、目の充血、口腔内の白斑、全身の発疹 約10~12日間  1歳~(定期接種2回麻しん、風疹ワクチン)  重篤な肺炎、中耳炎、脳炎 
風疹 高熱、咳、鼻水、顔から全身に広がる発疹、首や耳のリンパ節の腫れや痛み 4~21日間  1歳~(定期接種2回麻しん、風疹ワクチン)  血小板減少性紫斑病、肺炎
水ぼうそう 全身に水ぶくれを伴う発疹、かゆみ、発熱、倦怠感 2~3週間  1歳~(定期接種2回) 水痘肺炎
おたふく風邪 発熱、頭痛、咳、のどの痛み、耳下の腫れ 2~3週間  1歳~(任意接種2回) 無菌性髄膜炎、睾丸炎、卵巣炎、難聴
ヒトメタニューモウィルス感染症 発熱、咳、鼻水、頭痛、下痢、嘔吐 3~6日 無菌性髄膜炎、睾丸炎、卵巣炎、難聴
溶連菌感染症 急な高熱、喉の痛み、腫れ、イチゴ舌、腹痛、頭痛、全身に赤い発疹、中耳炎 2~5日間 急性腎炎、リューマチ熱、紫斑病
手足口病 手足口に水疱性の発疹、発熱 3~4日間  髄膜炎、脳炎
へルパンギ―ナ 発熱、口腔内の水疱 2~4日間 熱性痙攣、髄膜炎、心筋炎
RSウイルス感染症 発熱、咳、鼻水 4~6日間 肺炎、気管支炎、中耳炎

 

1-3. 保育園の洗礼はいつまで続く?

保育園の洗礼はいつまでも長々と続くわけではなく、何度も感染症にかかるうちに抗体ができて、成長とともに抵抗力も高まるので徐々に風邪を引きにくく強い体になっていきます。

個人差はありますが、入園から3~6ヶ月ほどで落ち着いて登園できるようになることが多いようです。仕事と家事、子育てを両立するのは大変ですが、家族で協力しながら協力しながら乗り越えられるといいですね。

2. 効果的な感染対策を4つ!

2-1. 予防接種を受ける

予防接種には特定の感染症の発症を抑え、重症化するのを防ぐ効果があります。接種可能なものはできるだけ済ませておきましょう。ワクチンスケジュールを立てて計画的に受診しましょう。風邪をひいたりと、計画通りにいかにことも想定して、早めに取り組むようにしましょう。

2-2. 帰宅したら手洗い、うがいをする

手洗いうがいは、基本的なことですが、保育園から帰ったらまずさせましょう。家族から感染が拡大することがないように、菌を持ち込まない、広げない為は、家族全員で手洗いとうがいを行うようにしてくださいね。

2-3. 十分な睡眠をとる

十分な睡眠を取ることは、体力を回復させるだけでなく、免疫機能を高める効果もあります。保育園に入園したての時期は生活が一変し、生活リズムが掴みづらいと思いますが、就寝の1~2時間前までにお風呂を済ませ、寝る前にはテレビを視聴するのを避け、スムーズに入眠できるようにしていきましょう。

2-4. 栄養バランスのいい食事を心がける

食生活が偏っていると腸内環境が悪化して、免疫力が低下しやすいとされています。好き嫌いがある子にはバランスよく食べさせるのは難しいですが、できるだけ炭水化物とタンパク質、野菜・果物を摂取するように心がけましょう。

野菜や果物に含まれるビタミンやミネラル。食物繊維は、体の免疫機能を高める効果があります。効果的な果物としては、バナナやミカン、オレンジなどの柑橘類、中でもキウイフルーツは栄養素充足率がトップクラスと言われている為、かなりの免疫力の向上効果が期待できます。

3. 救急の場合の連絡先を知っておきましょう!

<#8000 こども医療でんわ相談>
休日・夜間の子どもの症状にどう対処するのか、病院に連れて行く必要があるのか相談をすることができます。ここに電話をすると、居住している都道府県の相談窓口へ自動転送されるので、近くですぐに診察が受けられる病院を教えてもらえることもありますよ。

<#7119 救急安心センター>
急な怪我や病気をして救急車を呼ぶか迷った時に専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口です。

<オンライン診察も上手に利用しましょう!>

子どもが発熱を繰り返しているとママパパはとても心配になりますよね。病院を受診したくても救急外来などへ行くと、別のウイルスに感染する不安や、診療時間外だけど直ぐにでも受診したいこともあると思います。そんな時は便利なオンラインで診療が受けられる「キッズドクター」が便利です。子どもに慣れた医師が対応してくれるのでとても安心ですよ。困ったときはまず電話してみてください。

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