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ファミリーサポートセンターとは?メリット・デメリットを解説!

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ファミリーサポートセンターは、会員制の子育て支援サービスです。

お子様を保育園などに預けることが出来ない場合や、育児の手助けが必要な場合には、地域のファミリーサポートセンターを活用することも有効です。ファミリーサポートセンターはどのようなサービスを提供しているのでしょうか。

本記事では、ファミリーサポートの特徴とメリット・デメリットについて解説します。ファミリーサポートセンターの提供内容や保育内容、料金についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。

1. ファミリーサポートセンターってなに?

ファミリーサポートセンターの内容を紹介します。支援する保育者や主な保育場所についても詳しく見ていきましょう。

1-1. ファミリーサポートセンターの概要

ファミリーサポートセンターは、自治体が提供している子育て支援プログラムで、会員制の子育て支援サービスです。子育て支援を希望する「依頼会員」と支援を提供する「提供会員」で相互に子育てを支える仕組みです。

地域のメンバー同士が協力し合うことで、子育て家庭の負担を軽減するプログラムです。自治体や委託法人が運営する「ファミリー・サポート・センター」では、会員登録や会員同士のマッチング、さらに講習会などを行っています。

1-2. 提供会員(保育者)について

提供会員は保育者としてお子様のお世話などを担当します。自治体ごとに、提供会員になるための条件は異なります。特別な資格は不要ですが、子どものサポート活動に必要なトレーニングを受講する必要があります。

講習会では、子どもの健康に関する情報や、事故予防、救命措置などの安全対策について学びます。提供会員は、子育てを終えた50~60代の女性会員が多い傾向があります。同時に保育士や看護師などの資格を持つ人も参加しています。子どもの世話に慣れており、安心して預けることが出来るでしょう。

1-2-1. 保育の場所について

ファミリーサポートの保育の場所は会員の自宅や地域の子育て支援センター、児童館などが含まれます。自治体によっては、通常は提供会員の自宅が保育の場所となる地域のもあります。預かりサポートは事前に会員同士で打ち合わせた場所で行われます。

2. ファミリーサポートに頼むことが出来ること

ファミリーサポートのプログラムには、以下のような内容が含まれています。

■ 子どもの送迎サービス
■ 保育園や学校の時間外の預かり
■ イベント時の預かり(冠婚葬祭など)
■ 保護者の急病や怪我時の預かり
■ 病気の子どもや病後の子どもの預かり(一部の地域のみ)
■ 早朝や夜間の非常時の預かり(一部の地域のみ)
■ 宿泊を伴う預かり(一部の地域のみ)

病気の子どもや病後の子どもの預かり、早朝や夜間の非常時、宿泊を伴う預かりは実地していない自治体もあります。同様に、障害のある子どもへのサポートや、病気の状態による預かりの可否も、自治体によって異なるため、確認してみましょう。

2-1. ファミリーサポートセンターの申し込み方法

ファミリーサポートを利用するには、「ファミリー・サポート・センター」での手続きが必要です。具体的な利用方法や利用料金について詳しく探ってみましょう。

<サービスの利用対象者と手続きまでの流れ>

「ファミリーサポートセンター」では依頼・提供会員の会員登録は無料で行えます。ただし、一部の自治体では登録時に登録説明会を受講する必要があります。

ファミリーサポートを利用できる条件は自治体によって異なりますが、依頼会員の場合、登録説明会に参加し、0歳から小学6年生までのお子様がいる方などが条件とされています。提供会員は講習会への参加が条件とされています。また、同じく依頼会員と提供会員の双方に登録することも可能です。

以下は、会員登録から利用までの手順です。

① 依頼会員が預かり依頼を行う
② アドバイザーが依頼会員と提供のマッチングを行う
③ 依頼会員と提供会員が事前に打ち合わせを行う
④ 提供会員が預かりサポートを行う

預かりサポートの終了後、依頼会員は提供会員に対して利用料や送迎費用などの報酬をお渡しします。提供会員は活動報告書を作成し、ファミリー・サポート・センターに提出して預かりサービスの終了となります。

会員登録をしたあと、依頼会員がすぐにサポートを受けられる訳ではないことに留意しましょう。サポートが必要な際には、事前に申請が必要であり、打ち合わせを経てサポートが開始されます。

実際にサポートを受けるまでの日数は、地域によって異なる可能性があります。各自治体では、利用手続きの手順が異なる場合もありますので、確認する際はそれぞれの市町村に問い合わせると良いでしょう。

2-2. 利用料金・利用時間

ファミリーサポートの費用は、各自治体ごとに異なる可能性があります。預かりサポートの内容や利用時間帯によっても異なるため、詳細な情報は自治体の公式HPなどで確認することが重要です。

多くの自治体では、1時間当たりの基本利用料がおおよそ500円から800円の範囲で、全体的には約700円前後に設定されています。加えて、早朝、夜間、日曜日、祝日、年末年始などは、利用料が増額され、1時間あたりにつき約1,000円かかることがあります。

ファミリーサポートは、「幼児の保育・教育の無償化」の対象となります。保育の必要性が認められる場合、3歳から5歳までの月額費用は37,000円までとなり、住民税非課税世帯の0歳から2歳までの場合は月額42,000円までが無償化対象となります。

同様に、ひとり親世帯、市民税非課税世帯、および生活保護を受給している世帯に対しては、各自治体によっては利用料金の助成が行われることもあります。2人以上の子どもがいる世帯では、2人目以降の利用料が半額になるケースや、0歳児がいる世帯には数時間分の無料券が提供されるなどの支援策もあります。詳細については、ご住所の自治体にお問い合わせいただくか、自治体の情報を確認してみてください。

ファミリーサポートの利用にはメリットとデメリットがあります。以下にそれぞれの特徴を挙げてみましょう。

3. メリットとデメリット

3-1. メリット

1. 子育ての支援:ファミリーサポートは子育てに関する様々な面でサポートを提供します。これにより、親が子どもとのコミュニケーションを深め、育児に自信を持つことが期待されます。
2. 時間の柔軟性:一部のファミリーサポートプログラムは時間の柔軟性があるため、親が仕事の幼児に対応しやすくなります。
3. 地域社会の結束:ファミリーサポートは地域社会を強化する一環として機能し、親同士の繋がりや地域の協力を促進します。
4. 利用料金が手頃:ファミリーサポートの基本的な利用料金はお手頃で、平日の利用では1時間あたり1,000円以下というリーズナブルな価格帯です。認可保育園の一時保育より料金が高いことが一般的ですが、気軽に利用できるという点が利点となります。

3-2. デメリット

1. サービスの質の差:地域や自治体によってサービスの質が異なることがあり、一部の地域では十分なサポートが得られない可能性があります。
2. プライバシーの懸念:サポートが自宅などで提供される場合、家庭のプライバシーに関する懸念があるかもしれません。
3. 即時の予約が厳しい:全国的に提供会員の数が少ないため、一部の自治体ではファミリーサポートの予約が簡単に取れないことがあります。数日後まで予約がいっぱいで、即時の利用が難しいことがあります。また、顔合わせや打ち合わせが必要なため、当日の利用が制限されることもよくあります。
4. 利用時の事故や怪我:以前、ファミリーサポートを利用中に子どもが怪我をしたケースもありました。ファミリーサポートセンターでは補償保険に加入しているため、万が一の場合でも補償が受けられますが、不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ファミリーサポートを利用する際には、自信の家庭状況や、ニーズに合ったプログラムを選択し、十分な情報収集を行うことが重要です。

4. まとめ

ファミリーサポートを利用するためには、会員登録からサポートが始まるまでにいくつかのステップが必要であり、即座に利用できない場合もあります。

ファミリーサポートは、あらかじめ計画されたイベントに対応するための利用が適しています。結婚式や葬儀、またはおでかけの計画に合わせて活用すると便利です。提供会員のうち、保育者の割合が限られているため、予約が容易でない場合があります。ご利用をご希望の際は、早めの行動が必要です。

ファミリーサポートを十分に利用できない方には、ベビーシッターサービスを推奨します。ベビーシッターサービスでは、当日から利用できるなど、幅広いサポートが提供されています。同時に、保育の専門家による信頼できるサービスを利用できます。子育てのサポートが急ぎな場合は、ベビーシッターサービスの検討もおすすめです。

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