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子どもの病気への対応は、非常に大切です。なぜなら、免疫力が低い子どもは、病気の症状や進行が大人とは異なることがああるからです。また月齢や年齢によって、病気への反応が変わることも考慮しておきましょう。
この記事では、子どもの病気にかかる特徴や緊急の際の対応、心構えをご紹介します!
1. 病気の特徴
1-1. 病気に罹りやすい
幼児期においては、ウイルスや菌に対する免疫力が低く、病気にかかりやすい時期があります。この年齢の子どもたちにとって特に懸念すべきなのは、合併症の発生です。例えば、インフルエンザ脳症のように、深刻な状態に進展することもありますので、十分な注意が必要です。
1-2. 病状の進行が速い
免疫力の低さからくる特徴として、一度病気にかかると症状が急速に進行し、重症化しやすいことが挙げられます。病気の際は慎重に行動し、子どもの状態や症状を注視しましょう。
1-3. 特定の時期や年齢の病気
成長に伴って生活環境が変化し、それに伴って接触する微生物も異なります。この変化により、かかりやすい病気も変わることがあります。乳児期には、母親や周囲の大人が保有する菌に感染しやすくなります。
一方で、保育園や幼稚園に通い始める幼児期以降は、子どもたちが保有するブドウ球菌や肺炎球菌などに感染しやすくなります。
1-4. 集団内での感染
集団生活が始まると、病気が増加することは一定の理にかなった結果と言えます。症状が現れていない潜伏期にある子供から、気づかぬうちに感染していることもよくあります。予防接種などを受けて感染を予防するためのケアを大人が心がけましょう。
1-5. 症状を適切に表現できない
言葉を習得するまでは、不調な症状を表現する手段として、不機嫌な態度や泣き声が唯一の手段です。3〜4歳になると、言葉で自分の気持ちや不調を伝えることができるようになりますが、語彙がまだ少ないため、正確に不調の場所を指し示すことができないこともあります。周囲の大人が子供の不調を正確に感知し、適切に対処することは重要な責務です。
2. 特徴を理解し、子どもの様子に注視する
子どもの病気は、病態が急激に変化しやすく、深刻になる傾向があります。同時に、年齢が若いほど免疫力が低く、病気に罹患すると進行が速いという特徴があります。
乳幼児期ではまだ言葉が発達していないため、どこが不調であるかを正確に表現することが難しいことがよくあります。例えば、子どもが「おめめ痛い」と言っても、その言葉が具体的に「目」を指しているとは限りません。具体的にどの部分が本当に痛いのかを確認する際には、注意深く質問して理解するようにしましょう。
子どもはさまざまな病気にかかることで免疫力が向上し、それによって病気と戦う力を身につけ、強く健康な体に成長します。その観点から見れば、病気にかかることにはデメリットだけでなく、メリットも存在します。子どもの病気の特徴を把握し、過度な心配をせず、適切な対応を心がけましょう。
3. 緊急の際の対応とその心構え
子どもの健康状態は予測できません。緊急の場面で焦ったり慌てたりしないように、平常から事前に備えや対策を整えておくことが大切です。
3-1. 体調不良の兆候を見逃さない
子どもの病気を見つける際には、「いつもとちがう」という周りの大人たちの洞察力が重要です。機嫌や食欲の変化は、子どもが病気かどうかを判断する大切な指標です。元気な状態を把握し、その変化に気づくことが重要です。体を寄せてきたり、元気がなくゴロゴロしている様子は、体調が悪いサインかもしれません。
子どもに優しく声をかけて、「どこか悪いところはないか」を聞いてみましょう。食欲不振は、不調の兆候や病気の初期症状の可能性があります。また、健康状態は顔色にも表れます。変化に気づけるようにしましょう。
通常よりも静かであったり、ゴロゴロしている様子が見られる場合は、注意が必要です。そして体調が悪いと、子どもは体を寄せてきたり、抱っこを求めたりすることがあります。
3-2. 自己判断は避けましょう
子どもが病気になった場合は、冷静に対処しましょう。症状が軽微に見えても、命に関わる深刻な病気であることもありますし、逆に激しいけいれんなどがあっても、病気としては比較的軽い場合もあります。どの場合も、子どもの病気は外見だけでは判断が難しいものです。無理に自分で判断せず、医師や薬剤師などの専門家に相談することが重要です。
子どもの病気は予兆なく、いきなり発生することばかりです。緊急の場合に備えて、休日や夜間に診療を行っている最寄りの医療機関を知っておくことが大切です。
3-3. 各症状に応じた自宅でのケア
病気になるとつらいですよね。子どもの不快感をできるだけ軽減し、回復をサポートするために、適切なホームケアを行いましょう。体温が上昇している時は、部屋の温度を極端に高くしないようにし水分補給は十分に行いましょう。咳が出ている場合は寝る際に室内の換気と加湿を頻繁に行うなど、寝る環境を快適に整えることも重要です。
3-3-1. 発熱
・部屋を過度に暖めない
・熱がピークに達したら、薄着にする
・十分な水分補給を心掛ける
・汗をかいたら、頻繁に拭き取る
3-3-2. 咳
・縦に抱いて、背中を軽くさする
・上半身を起こして、呼吸を楽にする
・部屋の湿度を保つ
3-3-3. 嘔吐
・横に寝かせる
・吐き気が落ち着いたら、少しずつ水分を摂る
・服やオムツを温める
4. 子どもの急な病気に困ったらまず小児救急電話相談の#8000!
子供が夜間や休日に急に体調不良や怪我をして受診が迷う場合、無料で看護師や医師に電話相談できるのが「#8000」小児救急医療電話相談です。
このサービスは、平成16年に一部の県で始まり、平成22年には全国で展開されるようになりました。生後間もない赤ちゃんから中学生まで、幅広い年齢層の子供に対応しています。日本全国どこでも「#8000」とダイヤルすると、自動的に都道府県の「子ども医療電話相談」窓口に接続され、医師や看護師と相談できます。
ただし、#8000の目的は受診の判断をサポートすることであり、診断や薬のアドバイスなどは提供できません。この点を理解していただく必要があります。
#8000の利用可能時間は、都道府県によって異なりますが、ほとんどの場合、午後7時頃から翌朝までの間に対応しています。土曜や日曜の昼間もご利用いただけますので、医療機関が休診の際でもお気軽にご相談いただけます。ただし、時間帯によって相談が集中し、つながりにくくなることもあることが報告されています。その際は、時間をずらして再度おかけ直すか、または#8000以外にも子どもの急病時の対処法や医療機関の情報を調べられる「子ども救急ガイドブック」や「救急医療情報システム」も活用してみてください!
「子ども救急ガイドブック」は各自治体が提供しているパンフレットで、受診の目安や症状別の対処法などがまとめられています。最大の特徴は、地域の診療機関の情報が含まれていることです。形式は自治体ごとに異なります。また、各都道府県のWEBサイトからはPDFファイルもDLできる場合がありますので、ぜひ確認してみてください。
「救急医療情報システム」は【○○県、救急医療情報システム】というキーワードでインターネット検索すると、都道府県ごとに異なるフォームを利用して、緊急時に受診可能な医療機関を見つけることができます。
5. まとめ
お子さんの病気の診断には、「症状の経過」を理解することが欠かせません。
症状がどのように変化しているかを、保護者の方々がしっかりと理解し、それを医師に適切に伝えるようにしましょう。
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