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デイサービスを起業された倉田優香さん。ご両親をイメージして起業されたその経緯を、今回はお伝えします。
Q1. 倉田優香さんのプロフィールについて
<プロフィール>
① お名前/倉田優香(くらたゆか)
② ご家族/夫・息子2人(高3、高2)、保護猫2匹
③ 経歴/福岡女学院高等学校卒業・広島国際大学看護学科卒業
④ 出身地/愛知県名古屋市(生まれただけ)福岡県内を移動が多い
⑤ 趣味/料理・お菓子作り・釣り・DIY
⑥ 起業時の年齢/30歳
⑦ 起業時のビジネス内容/デイサービス運営
⑧ 自分の性格を一言/ポジティブ・何事もあきらめない!
Q2. 現在の倉田優香さんのビジネスについて
介護事業を主とした事業としており、住宅型有料老人ホーム事業の展開をメインにデイサービス・訪問介護・ケアプランセンターの運営を行っています。
祖父母や両親の介護をイメージし、自分の大切な人が安心して暮らせる場所を作りたいという想いのもと成長しております。また、介護の人材不足が問題視される状況であるからこそ、やりがいや使命感、自分の職場に自信を持ち働ける人材を増やすことで『介護』のお仕事の魅力を発信していきたいと考えています。
Q3. 倉田優香さんの起業時のビジネスについて
介護事業の中で、比較的挑戦しやすい小規模デイサービスから始めました。
Q4. 倉田優香さんが起業しようと思った理由
医療機関や介護施設で働く中で、日々やりがいは感じながらも「自分だったらこうするのにな・・・」という思いが溢れました。そこで自分の理想とした介護がしたいと考え、思い切って起業いたしました。
Q5. 倉田優香さんが起業の準備期間にした内容について
準備期間は、1年間位です。「経営」については学んだこともなく、知識もありませんでした。また、一般職として病院や介護施設に勤務したことはあるものの、介護保険制度のことはよくわからず、とにかくまずは本屋に行きました。
色々な本から一般的な情報を収集をすることから始め、自分の理想を事業として行うには何をすればいいのかを調べるうちに、何を学べばいいかが見えてきて少しづつ具現化していきました。夫が和食の料理人であるため、「3度のお食事を楽しんでもらえるようお食事にこだわる」というコンセプトを決め、夫婦で経営することを決めました。
Q6. 職場の雰囲気について
とにかく明るい雰囲気だと思います。仕事をする上で衝突することもありますが、基本的には弊社の理念である”自分の家族を安心して任せられるホームを作る“という理念に共感したスタッフが集まっているので、その都度、話し合いを行い、考え方のすり合わせをすることで良好な関係が築けています。
スタッフの年齢層は幅広いですが、20代・30代の子育て世代のママも多数在籍しています。
Q7. 倉田優香さんが一緒に働きたい人物像とは
先ほど述べました「理念への共感」は必須となります。資格や経験ももちろん評価対象となりますが、入居者様や利用者様に一番近い現場スタッフだからこそ、「自分の家族にはこういう対応をするだろうな、こういう対応をしてもらいたいな」と考えることができる人と一緒に働きたいと考えます。
未経験や無資格の方でも、介護への思いがある方については積極的に採用しています。また、人がお相手の仕事になりますのでその方の状態や状況が変わったとき、仕事内容に変化が起きます。そのような環境に順応できる人を求めています。
職種としては、「介護職」「看護師」「キッチンスタッフ」「事務員」と、多職種を募集しています。
Q8. 高瀬彰子さんの経営と子育ての両立のコツ
家事や子育てに関して、いい意味で手を抜くことを意識していました。元々、こうしないといけない、こうするべきだと自分の中にルールを決めてしまいがちで、それが達成できないとイライラしてしまったり、八つ当たりをしてしまったりと周りも自分自身もしんどい思いをすることが多々ありました。
また、それを続けたら自分も周りもしんどさが続くし、何より関係性が悪くなってしまうので、ここまでできたらOK、これは週末にやればいいやと自分の目標値を下げ、気楽に考えるように心がけ、小さなことでも周りに助けられていることを感じる癖をつける努力をしました。
自分がいっぱいいっぱいな時は特に他者への感謝の気持ちを忘れがちなので、そんな時こそ意識をしました。そうするとイライラすることも少なくなり、明るい環境の中で子育てを行うことができました。家族や周りの環境を整えつつ、自分自身の心構えや考え方を変えて、いきいきと生活が送れるようセルフコントロールを行うことに努めました。
Q9. 子育てとお仕事の両立に関するエピソード
幼稚園の延長保育を利用しており、18時まで預けることができました。幼稚園のお部屋にあるタイマーが18時になると鳴り、そのタイマーが鳴り終わるまでにお迎えの部屋に到着すればセーフ、間に合わなかった場合は延長料金が発生します。
毎日のようにギリギリのお迎えになって、保育園の階段を駆け上がる日々でした。バタバタな毎日でしたが周りの方々や子供達に助けられ、協力をしてもらい乗り越えられたと思います。
Q10. 役立ったイベントセミナーや交流会について
異業種の方も含め、すでに経営をされている方とは積極的にお会いし、お話を聞かせていただきました。先輩方のお話や経験、知恵をお聞きすることがとても勉強になりました。
Q11.「起業して良かった!」と思える瞬間とは
起業して良かったと思うことは、心の面で言うと自分の理想や目標をぶれることなく追いかけることができるところです。また、現実的な生活の面で言うと、自分の時間の使い方を自分で選択できることが多い点です。この点が、妻であり、母であり、経営者でありと、何足もわらじを履く生活を可能にさせていると思います。
またそれを実現させるためには、家族や従業員、まわりの協力してくださる皆様のおかげだと強く感じることができます。この感謝の気持ちを強く感じることができるようになったのも、起業して良かったことの一つです。
Q12. 代表者情報
介護事業を主とした株式会社優心の代表取締役。1981年6月22日生まれ。
大学の看護学部を卒業し、県立の病院、クリニック、介護施設で勤務。一般職として働きながら2人の子供を育てる。祖父母と一緒に過ごす時間が長かったため、年を重ねていく祖父母をみていて、自分の家族を安心して任せられる場所を作りたいという気持ちが高まり、2011年 株式会社優心設立。
小規模なデイサービスからスタートし、現在は住宅型有料老人ホーム3棟、介護事業所を数ヶ所運営している。事業所数が増えても、企業当初の想い「家族を安心して任せられる場所を作る。」という理念のもと成長を続けている。
<会社情報>
① 商号/株式会社優心
② 設立/2011年5月16日
③ 所在地/福岡県大野城市南ヶ丘2丁目22-1
④ 従業員数/100名
⑤ HP/住宅型有料老人ホーム Lien筑紫野
Q13. 最後に
今回の倉田さんのインタビューで印象的だったのは、「自分の理想や目標をぶれることなく追いかけることができる」という言葉です。起業の魅力には育児や家事と両立できるという点があります。しかし一番大切なのは、「自分のやりたいことをやり切れる」ことではないでしょうか。
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