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脳に刺激効果がある「お絵描き」とは?大切なのは子どものやる気

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お絵描きは、子どもの視覚的認知能力や脳育の効果があります。実際に手指を使ったり、観察したり、想像することで、脳全体に刺激を与えます。また絵を描くことで、ストレスホルモンの減少がアメリカの大学で確認されています。

また、手書きとタブレット入力のお絵描きの実験があります。この実験においては、タブレットのお絵描きで子どもに教育効果を発揮しました。

このように、お絵描きには子どもにとって多くのメリットがあります。本記事では、具体的メリットや事例、取り組みなどについて詳しく解説します。

1. 幼児の脳の発達とは

脳の発達

幼児の脳は、後ろ部分から発達していく

1-1. 人の脳は後ろ部分から前に発達する

人の脳は、場所によって発達のピークが異なります。具体的には、脳の発達は後ろの部分から前の部分に向かって起こります。

一番最初に発達するのは、「物を見る」機能を果たす後頭葉と「音を聞く」機能を果たす側頭葉です。その次に「手触り」機能を果たす頭頂葉になる感覚野と運動野が発達していきます。

1-2. お絵描きは「見る」「触る」を刺激する

お絵描きという遊びは、幼児の脳の「物を見る」後頭葉と「手触り」の頭頂葉を刺激します。また脳の中で最後に発達するのは、「前頭葉」です。思考や創造性を担うは思考や創造性を担っており、小学生以降に発達します。

お絵描きにおいて紙に色を塗るだけでなく、構図や配色といったレベルで刺激を与えるのが前頭葉といえます。このように、お絵描きは子どものそれぞれの年齢で脳に良い刺激を与える要素があります。

2. お絵描きのメリット

お絵描きのメリット

子どもにとってお絵描きは多くのメリットがある

2-1. 想像力が養われる

真っ白な紙を前にして、一から何かを描くという行為は実は簡単なことではありません。子どもはそれまで自分が見たり、聞いたりした経験をもとに、想像力を膨らましてお絵描きをします。

その過程で、想像力が培うことができます。それがどんな絵であれ、褒めてあげましょう。そうすることでお絵描きが楽しくなり、より才能が開花する可能性があります。

2-2. 空間認識力が向上する

低学年の幼児のお絵描きは平面的なものが多いですが、学年が上がると徐々に立体感を出すように変化してきます。これは、子どもの空間認識力が向上している証です。

そして絵にリアリティをもたせるために、3次元的な表現に挑戦し始めます。車や建物を遠近法で描いたりするこの能力は、算数の図形にも応用できます。またこういったことがキッカケで、子どもが理数系に目覚める可能性もあります。

2-3. 構成力が身に付く

お絵描きの中には、漫画のようなストーリー性があるものもあります。そういった絵を描くときには、どのような構成にすれば人の興味を引くのかを考えるようになります。

それが発展すると、お絵描きの中で起承転結の構成を考えるようになり、構成力が養われます。

2-4. 心が安定する

お絵描きは、幼児の心を安定させる効果があります。例えば、自分な好きな食べ物や楽しかった思い出などをお絵描きにすることで、心が落ち着いてきます。

また描いた自分の作品について先生や友達とコミュニケーションを取ったり、褒めてもらうことで自己肯定感も増します。

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3. お絵描きは塗り絵からがおススメ

塗り絵

色の組み合わせスキルも身に付く塗り絵

3-1. 好きなキャラクターの塗り絵はやる気も上がる

子どもは、テレビやYouTubeで親しんでいるアニメのキャラクターの塗り絵が大好きです。まずお絵描きを好きになってもらい、習慣化するには、アニメキャラクターの塗り絵が導入としては良いでしょう。

子どもも、好きなキャラクターの色を再現する喜びを経験することができます。また難易度も高くないので、ある程度成功しやすいのもメリットです。上手にできたら、思いっきり褒めてあげましょう。

3-2. 次第に複雑な図柄の塗り絵に挑戦!

好きなキャラクターの塗り絵ができるようになったら、徐々に複雑な絵柄の塗り絵に挑戦するようにしましょう。ここで気をつけたいのは、少し色がはみ出したりしても気にせずに、褒めてあげることです。

ここで大事なことは、精度や正確性ではなく、最後までやり抜く力です。子どもには、何事も完成することの大事さを覚えてもらうようにしましょう。

3-3. 塗り絵のスキルをお絵描きに活かす

塗り絵を繰り返しすることで、絵の構図や色のバランスが身に付きます。そういった基礎力を生かした上で、自由な表現にいきましょう。

「昨日のできごと」や「夢で見たこと」など、何でもいいのでテーマを与えてお絵描きしましょう。自分が表現したいことを、スキルを生かして描くことで完成度が高くなります。

4. まとめ

お絵描きは、子どもの脳の発達に良い影響を与えます。

しかし一番大切なことは、まずは子どもがお絵描きを好きになる環境設定をしてあげることです。

本記事では、好きなアニメキャラクターの塗り絵からスタートすることをおススメしました。それ以外にも、お子さんに適した方法はたくさんあると思います。

お子さんのやる気を盛り立て、親子の共同作業になることで、コミュニケーションも活発化します。それは、子どもの人格形成にも良い影響があります。

ぜひ、お絵描きを積極に取り入れ、お子さんの才能を開花させてあげて下さい。

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