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【完全版】金運がアップ!十日恵比須神社の正月大祭をご紹介!

十日恵比須神社の正月大祭は、商売繁盛を祈願するものです。例年1月8日から11日に行われ、博多の新春は正月大祭で始まるといわれています。開運御座や福引きなどの催事で賑わい、毎年約100万人の参拝客で賑わいます。

えびす様は「えべっさん」「えびっさん」といわれ、漁業の神様とされている七福神の一柱です。大漁満足や商売繁盛のほか、学業成就などのご利益もあるといわれています。また豊作の神様のだいこく様も祀られています。

本記事では、十日恵比須神社の正月大祭について解説します。また人気YouTube動画や、神社内のわかりやすいマップと駐車場情報、手水舎での作法も紹介します。

博多の正月は、十日恵比須神社の正月大祭から始まります。ぜひ満喫して、金運アップしてください。

1. 十日恵比須神社とは

十日恵比須神社

博多商人の祭りである正月大祭が行われる十日恵比須神社

1-1. 歴史について

十日恵比須神社の始まりは、1591年といわれています。「福岡懸神社誌」によると、武内家隠居の五右衛門が香椎宮・筥崎宮参拝の帰りに、潮先において恵比須神の御尊像を拾いました。そして翌年1592年1月10日、社殿を営み、恵比須神を祀りました。

1-2. 神様について

事代主大神

恵比須さま(※公式サイトより)

十日恵比須神社の神様は、えびす様とだいこく様です。えびす様は事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)といい、だいこく様は大國主大神(おおくにぬしのおおかみ)といいます。

えびす様は、漁業の祖神海上安全と商売繁昌の守護神として有名です。お父様は「大國主大神(おおくにぬしおおかみ)」で、弟神には「天照大神(あまてらすおおかみ)」がいらっしゃいます。

大國主大神

大國さま(※公式サイトより)

また恵比須様の父神であるだいこく様も、十日恵比須神社では祀られています。だいこく様は、幸福の縁を結んで下さることから、結びの神様として有名です。数千年の歴史を持つ神殿である出雲大社から御分霊を迎えて合祀致しました。これは、全国的にも非常に珍しい例といわれています。

2. 十日恵比須神社の正月大祭とは

神様がいらっしゃる神域とその外を区別する注連縄

2-1. 正月大祭はどんなお祭り?

正月三が日を過ぎた後、博多の街で最初に行われるお祭りが正月大祭(しょうがつたいさい)です。1月8日~1月11日の間に、福岡県博多区の十日恵比須神社で行われます。今年1年の商売繁昌や家内安全、交通安全、漁業繁栄などを願う人々で賑わいます。

正月大祭の縁起物は、玄関やリビングなど、みんなが一番集まる場所に飾るのが良いとされています。またお札の取り扱いと同じように、縁起物の周りは綺麗な状態で飾るのが理想とされています。

2-2. えびす様パワーで商売繁昌&金運アップ!

商売繁昌の神様として有名なえびす様が祭られている十日恵比須神社。その正月大祭の様子がわかる動画です。縁起物を求めて多くの参拝客で賑わっています。正月大祭は1月8日が「初えびす」で、昨年から「福引き」が復活しました。福を招く「満福うちわ」や、「熊手」などの縁起物が人気です。

2-3. 年明け最初の運試し!人気の福引

正月大祭で人気なのが、福引です。例えば授与品には、福笹・張子の福起こし、福寄せ、金蔵、干支、そろばんなど、縁起の良いものがたくさんあります。午前10時から午後11時まで行われ、1回3,000円(初穂料)です。

十日恵比須神社 福引

YouTube動画の『十日恵比須神社で福引したよ!』では、実際の福引の授与品が紹介されています。

2-4. 博多の芸妓さんのかち詣り

博多券番の芸妓総勢が徒歩で神社に参拝し、1年の開運や商売繁昌を祈願するのが、この「かち詣り」です。きれいどころが、島田のピンに稲穂のカンザシ、そして紋付正装、裾ひき姿で歩く姿は壮観です。

2-5. 出店のグルメも醍醐味の1つ!

十日恵比須神社の正月大祭に出店する屋台は、300軒にものぼります。例えばたこ焼きやタイ焼き、味噌田楽など、身体が温まるるグルメが楽しめます。またチョコバナナやアップルパイ、綿菓子などの露店もあります。

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3. これで金運アップ!授与品のご紹介

3-1. 商の種銭として人気のえびす銭

せびす銭

せびす銭(※公式サイトより)

昔は、福種銭(ふくたねせん)と呼ばれるお金がありました。このお金は、神社から貸し出されていたものです。

十日恵比須神社では「えびす銭」と称し、宝が満つるようにと古銭をお貸ししています。これらは商いの元金として縁起のいいお金を借り、翌年にお金を倍にして返すという風習になぞらえたものです。

初穂料は一律300円で、1人10枚まで授与でき、1年後に返却します。正月大祭の期間中の受付場所は、東西の「お守りお札所」と「縁起物授与所」になります。

3-2. 参拝の記念や思い出になる御朱印

十日恵比須神社 御朱印

長月見開き限定御朱印(※公式サイトより)

御朱印とは、参拝者向けに押印した印影のことです。一般的に「押印」「寺社名」「御祭神」「御本尊名」などが記されています。また近年は、御朱印のデザインの美しさにも注目が集まっています。

十日恵比須神社の御朱印は、中央に「十日恵比須神社」の文字が墨書きされています。また御朱印の印は、「恵比須様」の姿を模した印影が押されています。これが大きな特徴で、恵比須様の微笑みが商売繁盛や福をもたらす象徴とされています。

3-3. 可愛いお守りで金運を身近に!

十日恵比須神社のお守りの多くは、福の神であるえびす様がデザインされています。これらのお守りは、「福を呼ぶアイテム」として人気があります。

3-3-1. えびす様パワー!人気の商売繁昌守

商売繁昌守

この「商売繁昌守」は、商売繁昌と開運招福を願うお守りです。御祭神のえびす様とだいこく様が、可愛くデザインされています。初穂料は1,000円です。

またこの20倍の大きさがあるのが、「商売繁昌特大守」です。裏には家計簿などを入れることができるポケットが付いています。こちらは、初穂料が5,000円です。

3-3-2. 黄金に輝く金守のお守り

十日恵比須神社 金守

この「金守」も、商売繁昌と金運上昇を願うお守りです。読み方は「きんまもり」です。えびす様の加護を受けられるように設計されており、商売をしている事業主や金銭面での成功を願う人々に人気です。

その大きな特徴は、金運を象徴する金色が使われてるデザインです。そのため見た目にも縁起が良いといわれています。使い方としては、お財布や金庫、商売に関わる道具の中にいれることで、金運を引き寄せるといわれています。初穂料は、1,000円です。

3-3-2. めでたいこと象徴する「めでたい守」

十日恵比須神社 めでたい守

この「めでたい守」のお守りは、商売繁盛、金運、家内安全、健康祈願など、幅広いご利益を期待して受け取ることができます。

鯛のうろこを表現した市松模様は、途切れなく続く柄であることから、繁栄を象徴しています。この市松模様には、商売のさらなる発展や子孫繁栄を願う想いが込められています。色は、赤、紺、金、白があり、初穂料は1,000円です。

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4. 十日恵比須神社のご案内

十日恵比須神社マップ

4-1. 大鳥居

十日恵比須神社の大鳥居

十日恵比須神社の大鳥居

十日恵比須神社の大鳥居は、「明神鳥居(みょうじんとりい)」の形式が採用されています。明神鳥居は、2本の柱の上に乗った横柱の両端が上に向かって反っているのが特徴です。鳥居は60種類ぐらいあるといわれており、大きく分けるとこの明神鳥居と神明鳥居(しんめいとりい)の2種類に分けられます。

神社の入り口にある鳥居は、神社の内側の神聖な場所(神域)と外側の人間が暮らす場所(俗界)の境界を表しています。一般的に神社に鳥居は一つです。しかし規模の大きな神社には、複数の鳥居があるところもあります。鳥居をくぐりながら、神様が祀られている神聖な場所に近づいていくことができます。

4-2. 社号標

十日恵比須神社 社号標

神社の名称(社号)が記載されている社号標

社号標とは、神社の入り口や境内に立てられる石碑や看板のことです。そこには神社の名称(社号)が記載されており、神社の訪問者に神社の正式名称を伝える役割を果たしています。

また社号標には、神社の歴史や由緒、神社のシンボルとなる図像やモチーフが記される場合もあります。

4-3. 狛犬

十日恵比須神社 狛犬

力強い表情と細やかな毛並みが特徴

十日恵比須神社の狛犬には、細かい彫刻が施されています。特に力強い表情や細やかな毛並みの表現が特徴です。もともと狛犬は、神社の境内に悪霊や災いが入るのを防ぐといわれています。また十日恵比須神社は商売繁盛の神であるえびす神を祀っているので、狛犬もその力を補佐する存在と考えられています。

4-4. 手水舎

十日恵比須神社 手水舎

参拝者が心身を清めるための手水舎

3-4-1. 手水舎の読み方

手水舎は、神社本庁は「てみずや」、大國魂神社は「てみずしゃ」と呼びます。神社やお寺で参拝するとき、水をすくって身と心を清める場所です。例えば手水舎の手水鉢(ちょうずばち)に花を浮かべたものは、花手水(はなちょうず)といいます。

十日恵比須神社の手水舎は、東公園の西口北側の井戸としてあった松原水の井戸水が使用されています。

3-4-2. 手水舎での作法について

手水の仕方

お正月には、多くの方が神社やお寺に参拝されます。しかし手水舎での正しい作法について知っている人は、意外と少ないのではないでしょうか。

手水舎は、神聖な領域に入る前に、身体と心を清める役割を果たすものです。また参拝の最初のステップであり、参拝者が心を整え、神前に進む準備を整えるための重要な場になっています。

ここでは、十日恵比須神社を参拝した時の手水舎の手順をご紹介します。

<手水舎での作法の手順>
① ハンカチを用意しておく
② 浅く一礼をする
③ 最初に右手でひしゃくを持ち、左手を清める
④ 次にひしゃくを左手に持ち替え、右手を清める
⑤ 再度右手に持ち替え、左手に水を受けて口をすすぐ
(※このとき口がひしゃくに触れないようにする)
⑥ もう一度左手を水で清める
⑦ ひしゃくを立てて、柄の部分を清めて元の位置に戻す
⑧ ハンカチで口と手をふき、最後に浅く一礼する

この一連の流れは、東京都神社庁のYouTube動画『【神社参拝の作法】手水の仕方』で紹介されています。ぜひ参考にしてください。

4-5. 参拝所

十日恵比須神社 参拝所

参拝者が神様に祈りや感謝の気持ちを伝える中心的な場所

参拝所は、神社の本殿や拝殿の前に設置されており、参拝者が神々に祈りを捧げるための場です。十日恵比須神社はえびす様を主祭神として祀っており、特に商売繁盛や家内安全を願う方々がたくさん訪れます。

賽銭箱は参拝所の正面に設置されおり、参拝者はここでお賽銭を入れてお祈りを捧げます。金額は問われませんが、「五円(ご縁)」にちなんで5円玉を入れる方が多くいます。

お賽銭を入れた後、鈴を鳴らして神に祈りを捧げます。その手順は、二礼二拍手一礼になります。

4-6. 拝殿

十日恵比須神社 拝殿

2月から12月の1日と10日は、昇殿参拝としてご参拝が可能(※公式サイトより)

拝殿は、参拝者が神に祈りを捧げるための建物です。十日恵比須神社の昇殿参拝は、毎月1日と10日の午前6時から午後3時までです。ただし1月10日は正月大祭期間のため、昇殿参拝は行われません。また祭典や行事で時間が変動することがあります。

お参りされた方には、月替わりの御幣(1日のみ)や祭典でお供えをした撤下米と神饌(するめ昆布)が渡されます。

十日恵比須神社 月替わりの御幣

十日恵比須神社の月替わりの御幣

4-7. お守り・お礼所

十日恵比須神社 祈願受付 お守り・お礼所

十日恵比須神社のお守り・お礼所と祈願受付

お守り・お礼所では、神棚にお祀りして一家の安全などを願うお札や、交通安全、学業成就、厄除けなどを願って身につけるお守りが授与されています。

4-8. 祈願受付

祈願受付は、参拝者が個人的な願い事や祈りを神社に託すための手続きの場です。十日恵比須神社では、商売繁盛や家内安全、交通安全、健康祈願など、多岐にわたる祈願が受け付けられています。

4-9. 十日恵比須神社周辺の観光スポット

徒歩約3分の場所にあるのが、亀山上皇銅像です。亀山天皇は、当時の新興宗教である禅宗・律宗を手厚く保護しました。また元寇撃退のお祈りを伊勢神宮と熊野三山で行ったことで有名です。

そのそばにあるのが、東公園です。吉塚駅から徒歩数分の距離にあり、県花のウメや県木のツツジ、流水を配してあります。

5. 十日恵比須神社の正月大祭の概要

<概要>
① 期間/2025年1月8日(水)~1月11日(土)
② 時間/※祭典・年中祈願・お守り授与所・縁起物授与所でそれぞれ時間が異なります
③ 場所/十日恵比須神社 〒812-0045 福岡市博多区東公園7-1 TEL:092-651-1563
④ 参加費/入場無料
⑥ アクセス/JR鹿児島本線「吉塚駅」下車、福岡市地下鉄箱崎線「千代県庁口」下車、各駅から徒歩約5分
⑦ 公式サイト/十日恵比須神社 正月大祭

また車で行く場合は、裏鳥居付近にある「参拝者駐車場」を利用できます。それ以外に民間の駐車場もあります。

十日恵比須神社 駐車場

1=三井のリパーク千代1丁目第3、2=三井のリパーク千代1丁目第6、3=三井のリパーク千代1丁目第4

6. まとめ

十日恵比須神社は、博多商人の信仰の中心地として発展してきました。

えびす信仰は漁業や商売の神として広く知られる「恵比須神」に由来しますが、十日恵比須神社では「大国主命」や「事代主命」も祀られています。

特に正月大祭は、地元の人々にとって新年を迎える重要な行事です。また多くの商売繁盛の祈願を込めて参拝する人々で賑わいます。

ぜひえびす様のパワーで、今年の金運をアップしてください!

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