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長崎くんちは、長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭です。この伝統あるおくんちは、長崎市の歴史と文化を深く感じることができる一大イベントです。
特に迫力ある奉納踊や、踊り、お囃子は大きな見どころで人気です。また地元の人々の熱気とともに、秋の訪れを祝うのがこの特別なお祭りです。
ぜひ長崎くんちで、地域の伝統やお祭りの魅力を存分に体感してください。
1. 長崎くんち2024について
1-1. 長崎くんちはどんな祭り?
長崎くんちは、長崎市諏訪神社の秋季大祭で、毎年10月7日から3日間、盛大に開催される伝統的なお祭りです。400年以上の歴史を持ち、長崎の人々の生活に深く根付いた人気のイベントです。
「くんち」という言葉は、秋祭りの総称の一つです。9月9日の重陽の節句を指す「おくにち」がなまったといわれています。長崎くんちの奉納踊は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。例年長崎くんちの交通規制は、長崎市中心部の諏訪神社やお旅所の周辺で行われます。
1-2. 長崎くんちの庭先回りとは
庭先回りは、市内中心部の事業所や官公庁、民家等に敬意を表し、踊りを呈上することで福をお裾分けしてお祝いするものです。長崎市内を練り歩きながら、家や店などに短い演し物を披露します。
1-3. 長崎くんち2024のスケジュールについて
【2024年(令和6年)10月7日(月)夕べ】
・諏訪神社 16時30分~
・中央公園 17時40分~
1-4. 長崎くんちの場所について
長崎くんちの奉納踊は、有料の場所だけでなく、街中で「庭先回り」を観ることができます。例えばここの踊り場は、熱烈なくんちファンに人気が高いものです。
4人掛けの桝席と当日販売の立見席だけでなく、桝席の一部がバラ売りで販売されることもあります。ちなみに踊場正面の長坂は無料観覧席として開放されています。詳細については、公式サイトの「場所の踊場でじっくりと観る」を参照ください。
2. 長崎くんちの歴史とは
長崎くんちは、寛永11年(1634年)に、当時の太夫町(後に丸山町と寄合町)の二人の遊女である高尾と音羽の両人が、諏訪神社神前に謡曲「小舞」を奉納したことが始まりと言われています。
3. 長崎くんちの魅力について
3-1. 長崎くんちの出し物「奉納踊」とは
長崎くんちの見どころは、「奉納踊」と呼ばれる迫力ある出し物です。寛永年間から歴代の長崎奉行が奨励し、年々盛大になりました。これは神社仏閣の先祖供養とは別で、御神体等に対して奉納する目的で踊るものです。
龍踊(じゃおどり)」をはじめ、「御朱印船」「鯨の潮吹き」といった曳き物が最大の見どころです。
また「庭先回り」と呼ばれる短い踊りやお囃子も人気です。長崎の歴史や文化に触れながら、夜の灯りで幻想的な雰囲気も堪能できる長崎くんちは、長崎市の秋の風物詩として多彩な楽しみ方ができます。
3-2. 長崎くんちのコッコデショとは
くんちで最も人気のある出し物の一つが、長崎市樺島町で行われる「コッコデショ」です。4名の太鼓打ちが座り、屋根に大きな座布団を5枚積み重ねた太鼓山を36名の若者が担ぎます。同時に力強いかけ声と太鼓の音でまわす迫力満点の出し物です。「ホーエンヤホーランエーエーヨイヤサノサ」のかけ声が有名です。
3-3. 長崎くんちの出店について
祭り周辺には地域特産品の屋台が立ち並び、長崎名物を楽しめます。特に大波止(お旅所)は、グルメや踊町の演し物を楽しむ絶好の場所です。地元名物の「ちゃんぽん」や「カステラ」などを試すことができます。屋台は夢彩都周辺から長崎駅近くの尾上町まで広がり、多くの人で賑わっています。
また「おのうえの丘」では、くんち SMILE FESTAが開催され、音楽イベントやキッチンカーが集まって盛り上がります。中央橋の鉄橋周辺には約10軒の屋台が並び、特に「椎木茶屋」などの梅ヶ枝餅の人気店も出店しています。ぜひ立ち寄ってみてください。
※長崎くんちの露店は、2023年の長崎青年協会主催広場では午前10時から午後9時まで出店していました(最終日は午後7時頃まで)
4. 長崎くんちの動画について
ここでは、長崎くんちの人気動画をご紹介します。
4-1. 長崎くんち前日奉納踊
龍踊は、全国的に有名な長崎諏訪神社のくんちに奉納される郷土芸能です。その魅力は勇ましくエキゾチックな踊りです。もともと龍踊は、中国で五穀豊饒を祈る雨乞い神事に始まったものといわれています。
4-2. 令和6年 長崎くんち~奉納踊り中継~
長崎の町を挙げて催される秋の大祭「長崎くんち」奉納踊りを、「諏訪神社」から生中継された動画映像です。「本踊」や「山伏道中」、「剣舞」「弓矢八幡祝い船」「龍踊」などを楽しむことができます。
4-3. 椛島町コッコデショ(太鼓山)
「樺島町」は、2018年に「椛島町」になりました。コッコデショの魅力は、見事なまでに揃った心技体です。コッコデショは鶏を模した大きな山車で、その姿は見る者を圧倒します。その頭には大きな鶏冠があり、カラフルな飾り付けが施されています。この独特な形は、長崎くんちの象徴的な存在となっています。
5. まとめ
起源を江戸時代に持つ長崎くんちは数百年の歴史を持ち、長崎市の重要な文化遺産として、多くの地元住民や観光客に愛され続けています。
最大の見どころは、「龍踊(じゃおどり)」や「御朱印船」「鯨の潮吹き」といった曳き物です。
また夜になると、灯りがともされた演し物が幻想的な雰囲気を醸し出し、夜の祭りの美しい景観を楽しむことができます。
ぜひこの伝統的なイベントに参加して、日本の伝統的な雰囲気を体感してください!
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