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博多祇園山笠とは?2025年スケジュールや見どころを紹介!

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博多祇園山笠は、博多に夏を告げる伝統的なお祭りです。その山笠のスピードと力のせめぎ合いの迫力は、毎年多くの見物客を魅了します。特にフィナーレの行事である追い山笠は、圧倒的な速さと精度の高さに圧倒されます。

博多祇園山笠は、博多どんたく放生会と並ぶ博多三大祭りであり、重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産にも登録されるこの祭りをぜひ体感してみませんか?

1. 博多祇園山笠とは、博多三大祭りの1つ

博多祇園山笠は、博多どんたく港まつりや筥崎宮の放生会と並ぶ博多三大祭りの一つです。770年以上の歴史を誇り、毎年福岡市博多区で行われます。祭礼期間は毎年7月1日から15日で、最終日未明には櫛田神社祇園例大祭が行われます。

<概要>
①イベント名/博多祇園山笠
②開催期間/2025年7月1日(火)~15日(火)
③開催時間/追い山笠7月15日AM4:59~ ※別日の日程時間は下記参照。
④開催場所/出発地 博多総鎮守 櫛田神社
⑤主催情報/博多祇園山笠振興会(〒812-0026 福岡市博多区上川端町1-41 博多総鎮守 櫛田神社内)
⑥料金/観覧無料ですが櫛田神社内の桟敷席は有料。下記参照。
⑦アクセス/【電車】福岡市地下鉄七隈線「櫛田神社前」徒歩約2分、または空港線「中洲川端駅」徒歩約6分
【バス】西鉄バス「キャナルシティ博多前」下車、徒歩約2分、または「川端町・博多座前」下車、徒歩約6分
⑧ 公式サイト/博多山笠公式サイト

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2. 博多祇園山笠の見どころ

毎年7月1日から15日まで、福岡・博多の街は「博多祇園山笠」一色に染まり、街全体が祭りの熱気に包まれます。博多のカフェ・居酒屋などの飲食店やオフィスで招き旗が飾られている場面も見かけるようになります。

博多祇園山笠の見どころと言えば、「追い山馴らし」と「集団山見せ」、「追い山笠」です。それぞれを紹介していきます。

2-1. 本番「追い山笠」に向けたリハーサル!追い山馴らし

追い山馴らしは、7月15日に行われる本番「追い山笠」のリハーサルにあたる行事で、例年7月12日午後3時59分にスタートします。櫛田神社を出発し、約4kmのコースを各流が駆け抜け、タイムも計測されます。本番と同じルートを使用するため、迫力ある走りや力強い掛け声、舁き手たちの息の合った動きが見どころです。夕方の開催で見物しやすく、初めて山笠を体験する方や観光客にもおすすめのイベントです。

2-2. 天神で山笠を見られるチャンス!集団山見せ

集団山見せは、博多祇園山笠の中でも特に華やかな行事で、毎年7月13日に開催されます。福岡市中心部の明治通りを、各流の舁き山笠が一堂に会して練り歩く姿が見どころです。通常は博多地区のみで舁かれる山笠が、特別に天神方面へ進出するこの日限定の行事で、沿道には多くの観客が詰めかけます。美しく飾られた山笠とともに、舁き手たちの勇ましい姿や活気あふれる雰囲気を間近で体感できる貴重な機会です。

2-3. クライマックスで最大の見せ場!追い山笠

最大の盛り上がりを見せるのが最終日の「追い山笠」です。 毎年7月15日午前4時59分、櫛田神社の「櫛田入り」を皮切りに、舁き山が約5kmのコースを全力で駆け抜けます。流(ながれ)ごとの山笠が5分おきに出発し、タイムを競いながら博多の街を疾走する様子は圧巻。舁き手たちの熱気、勇壮な掛け声、沿道からの大きな声援が一体となり、福岡の夏を盛り上げます。夜明け前から多くの観客が詰めかけ、街全体が興奮と感動に包まれる一大イベントです。

最初の山笠(一番山笠)が櫛田神社を出発し、伝統の祝い歌「博多祝い唄(博多祝いめでた)」を詠う瞬間は特に見逃せません。この歌を詠えるのは一番山のみ。博多っ子たちにとって大きな誇りとなっています。

また櫛田入りから続く細い路地や急カーブを駆け抜ける舁き手たち。呼吸を合わせて疾走する様子は圧巻です。特に清道旗を力強く回る瞬間は追い山最大の見せ場。観客の声援も大きく、会場全体に一体感が広がります。

3. 博多祇園山笠の主な行事・スケジュール

ここでは、博多祇園山笠の主な行事とスケジュールを紹介します。

日時 行事
2025年7月1日(火) 注連(しめ)下ろし、ご神入れ、当番町お汐井とり、飾り山笠の一般公開
2025年7月9日(水) 全流お汐井とり
2025年7月10日(木) 流舁き
2025年7月11日(金) 朝山笠、他流舁き
2025年7月12日(土) 追い山馴らし
2025年7月13日(日) 集団山笠見せ
2025年7月14日(月) 流舁き
2025年7月15日(火) 追い山笠

3-1. 7月1日/飾り山笠の一般公開

博多祇園山笠では、飾り山笠の設置に先立って、いくつかの神事が行われます。まず、山笠に関わる地域を清め、神聖な空間とするために「注連下ろし」という儀式が行われ、会場に注連縄が張られます。続いて、「ご神入れ」という神事で、飾り山笠や舁き山に神様を迎え入れ、山笠が神聖な存在としての意味を持つようになります。また、当番町の人々が海に出向き、「お汐井」と呼ばれる清めの砂を採ってくる「お汐井とり」も行われます。これらの準備をすることで、飾り山笠は単なる飾りではなく、神聖な意味を含むようになります。

飾り山笠とは、奉納するために飾られる山笠のことです。その高さは、10~15メートルにも及びます。例えば、「飾りは頂上から下まで道、橋、水などで繋がないといけない」といった習わしがあります。

3-2. 7月10日/流舁き(ながれがき)

流舁きとは、山の舁き出し行事のことです。舁き出しとは、舁き山笠が動き出す事です。16時から18時にかけて、かけ流ごとにそれぞれの流の区域内を舁き廻ります。そして我が町内の舁き山をお披露目します。

3-3. 7月11日/朝山笠(あさやま)、他流舁き(たながれがき)

朝山笠(あさやま)は、午前5時から午前8時にかけて各流で行う流舁きのことです。また他流舁き(たながれがき)は、舁き山が各自の流から外に出て他の流の区域に出ることです。これは相手に対して陣中見舞い的な意味合いがあります。

3-4. 7月12日/追い山馴らし

追い山笠(やま)ならしとは、祭りの最終日に行われる「追い山笠」を前に行われます。本番よりも1キロ短い4キロのコースを、山笠を舁く行事です。例えば、「オイサ、オイサ」というかけ声とともに一番山笠の土居流がなだれ込む場面は迫力満点です。

3-5. 7月13日/集団山笠見せ

7つの流すべての舁き山が一堂に会し、福岡市役所前の桟敷席を目指すのが集団山笠見せです。博多部のお祭りである博多祇園山笠の舁き山が、那珂川を渡って城下町・天神に舁き入れるのが特徴です。

3-6. 7月14日/流舁き

流舁きは、7月10日と14日に行われる山の舁き出し行事です。16時から18時に、かけ流ごとに区域内を舁き廻り、我が町内の舁き山をお披露目します。

3-7. 7月15日/追い山笠

博多祇園山笠の最大のクライマックスにあたる行事が、追い山笠です。午前4時59分に一番山笠が櫛田入り奉納を皮切りに、合計8つの山笠が次々に「櫛田入り」を行います。この「櫛田入り」は迫力満点です。

4. 事前にチェックしておこう。博多祇園山笠の交通規制

7月1日~15日の期間中は、交通規制により車両通行止めの場所が発生します。事前に確認し、当日に困らないようにしておきましょう。

7月12日(土)15:30〜18:00 追い山ならし
博多区内の国体道路、大博通り、昭和通り、明治通りなど

7月13日(日)15:00〜18:00 集団山見せ
博多区・中央区の明治通り、大博通りや周辺道路

7月15日(火)4:30〜7:00 追い山笠
博多区の国体道路、大博通り、昭和通り、明治通りおよび周辺道路

詳細は交通規制2025についてをご確認ください。

5. 博多祇園山笠のクチコミまとめ

子どもの頃、一度観に行ったことがあります。締め込み姿の男たちが、人々の波を逆走する様子は、まるでモーゼが海を割る瞬間のような衝撃的な光景でした。
今回はクライマックスである追い山笠を観覧しました。午前3時半ごろに神社へ向かいました。境内には屋台が並び、まさにお祭り一色。一番山笠のみが許された博多祝いめでたが響き渡ると思わず口ずさんでいました。
追い山が始まるとカウントダウンの声が響き渡り、会場の緊張感は最高潮に。そして合図とともに山笠が駆け出し、その迫力とスピードに圧倒されました。真剣な表情で全力を尽くす男たちの姿から祭りの誇りと重みが伝わり、思わず声援を送りたくなるほど心を動かされました。

6. 事前準備について

・事前に山笠のコースを確認し、観覧する場所を決めておくとスムーズです。
・屋外イベントのため、雨天に備えて雨具を準備しましょう。傘ではなくレインコートがおすすめです。
・追い山笠は早朝行事のため、交通機関の運行状況を事前にチェックしておきましょう。宿も早めに予約しておくとよいでしょう。
・お子様連れの方は、迷子対策をしっかりと行いましょう
・万が一に備えて絆創膏や消毒液などの救急セットを用意すると安心です。常備薬がある方は忘れずに。

7. こんな方にオススメ

・福岡の伝統あるお祭りを見てみたい方
・山笠に懸ける男たちの熱気と迫力を体感したい方
・動く神事としての迫力満点の舁き山を間近で楽しみたい方
・「博多祝いめでた」の大合唱による一体感を味わいたい方

8. まとめ

博多祇園山笠は、地域の人々に守られ、愛され続けている伝統行事です。博多の夏の風物詩として、多くの人々に親しまれています。ネットでは伝わらないお祭りの躍動感や高揚感を、ぜひ生でみて体感していただきたいです。

また、本サイトでは、福岡のイベントもご紹介しています。『福岡のイベント10選!子どもの笑顔が生まれるイベントも紹介』もぜひご覧下さい。

 

 
 

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