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太宰府観光でおすすめの食べ歩きスポットへ編集部が行ってみた

太宰府観光といえば歴史ある神社や美しい自然が魅力ですが、美味しいグルメも見逃せません。特に太宰府天満宮へ続く参道にはおいしいお店が立ち並んでいます。

今回は編集部が実際に太宰府を訪れ、食べ歩きにぴったりなスポットをリサーチしてきました。名物の梅ヶ枝餅をはじめ、地元の方に教えていただいた名店や最新の映えスイーツをご紹介します。観光を楽しみながら、お腹も心も満たされる太宰府のグルメ体験の参考にしてみてくださいね。

太宰府観光するなら外せない!参道での食べ歩き

太宰府観光ではずせない太宰府天満宮の参道

太宰府天満宮の参道。平日の午前中はまだ静かでした

太宰府といえば、太宰府天満宮。学問の神様として有名な菅原道真(すがわらのみちざね)が祀られ、学業成就や合格祈願を目的に多くの参拝者が訪れます。903年に道真が亡くなった後に建立され、100年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。

その太宰府天満宮の400mにおよぶ参道には、約90軒のお店が並んでいるといわれています。国内からだけでなく海外からも多くの観光客が訪れ、昔ながらのお店と、最近新しいお店が立ち並び、参道を歩くだけでも観光気分を味わえます。カフェやお土産物屋さんなども多いですが、食べ歩きメニューを販売しているお店が多くあります。大宰府を訪れたら、ぜひ参道で食べ歩きも楽しんでみてくださいね。

1. 太宰府名物・梅ヶ枝餅を食べ歩くなら「かさの家」

太宰府観光ではずせない梅ヶ枝餅の老舗「かさの家」

老舗「かさの家」の梅ヶ枝餅。出来立てを味わえる

1922(大正11)年に、旅籠(はたご)として始まった、かさの家。現在は食事処、喫茶などを展開していますが、太宰府名物の「梅ヶ枝餅」も販売しています。そして、かさの家の梅ヶ枝餅を求めて行列ができるほどの人気ぶりです。

「梅ヶ枝餅」は、太宰府天満宮の参道にある多くの店で提供されている名物ですが、特に「かさの家」の梅ヶ枝餅はその中でも評判が高いです。この餅は、もっちりとした生地の中に程よい甘さの粒あんが詰められており、外はパリッと香ばしく焼かれています。

ガラス張りになっている店内をのぞくと職人さんが、ひとつひとつ丁寧に焼いていました。出来立ては熱々でとっても美味しかったです!

太宰府観光ではずせない「かさの家」の外観

かさの家の前には、梅ヶ枝餅を楽しむ人でにぎわっていました

 

太宰府観光ではずせない、かさの家のお土産用梅ヶ枝餅

梅ヶ枝餅はどこのお店でも1個150円。出来立ての熱々がおすすめです!

 

<かさの家 概要>
① 場所/〒818-0117 福岡県太宰府市宰府2丁目7−24 馬場参道内
② 営業時間/イートイン:9:00~18:00 テイクアウト:8:00~18:00
※連休により変更がある場合がございます
③ 席数/イートイン可。不明
④ 支払方法/現金、PayPay
⑤ アクセス/馬場参道に入り徒歩5分ほど。スターバックスの向いの店舗です。
⑥ 店舗情報/かさの家

2.フルーツたっぷり!「太宰府参道 天山」の新感覚の葛アイス

太宰府観光ではずせない太宰府参道 天山の葛アイスバー。

太宰府参道 天山の葛アイスバー。あまおうとシャインマスカット味。どちらも季節限定です。

暑い日の観光はどうしても、アイスなどの冷たいものが欲しくなりますよね。でも、正直、かき氷やソフトクリームはすぐ溶けて手がべたべたしてしまうのが悩みのタネ。ですが、「太宰府参道 天山」のアイスは葛を原料にしていて、溶け落ちません。食べ歩きスイーツにもってこいの涼しげなアイスです!

たまごや牛乳、小麦粉などを使っていないので、アレルギーをお持ちの方でも安心して食べられます。
今回はあまおうとシャインマスカット味をいただきました!どちらも、フルーツがそのまま入っているので素材の味わいを感じられ、ぷるぷるとした葛の触感も楽しめました!訪れた日は真夏日でしたが、本当に溶けにくくて驚きでした。

太宰府観光ではずせない太宰府参道 天山 のシャインマスカット団子

シャインマスカット団子もとてもおいしそうでした!

太宰府観光ではずせない「太宰府参道 天山」の外観

平日のお昼すぎですが、行列ができるほどの人気ぶりです

<太宰府参道 天山 概要>
① 場所/〒818-0117 福岡県太宰府市宰府2丁目7-12
② 営業時間/08:300~17:30 不定休
※営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
※連休により変更がある場合がございます
③ 席数/テイクアウトのみ
④ 支払方法/現金、電子マネー
⑤ アクセス/馬場参道に入り徒歩2分ほど。
⑥ 店舗情報/太宰府参道 天山

 

3.しょっぱいものが食べたくなったら!「おかき処 寺子屋本舗 太宰府店」

太宰府観光ではずせない「おかき処 寺子屋本舗 太宰府店」の串ぬれおかき

串ぬれおかき「博多明太子マヨネーズ」味です!マヨネーズのつけ方もおしゃれ♪

太宰府の参道には美味しい食べ物が沢山ならんでいますが、甘いものを続けて食べているとしょっぱいものが食べたくなりますよね。でも、ランチも楽しみたいから軽めのものがほしい、という時におかきはいかがでしょうか。

全国各地でおかきを販売する「寺子屋本舗」。食べ歩きにおすすめなのが、串に刺さったぬれおかき「串ぬれおかき」です。串ぬれおかきは、博多明太子マヨネーズ、柚子胡椒マヨネーズ、焼きカレー七味、梅七味の全部で4種類。博多明太子マヨネーズと梅七味は、大宰府店限定だそう。たくさんの種類があり迷いましたが、オススメを店員さんに聞いて博多明太子マヨネーズに決定!

香ばしいおかき香りと柔らかくてモチモチとした食感で、ぺろりといただけます。串に4つ刺さっているので、友達とシェアもしやすいです。

太宰府観光ではずせない「おかき処 寺子屋本舗 太宰府店」の外観

スタッフさんに聞くと人気は串ぬれおかきとのことです。ぜひご賞味あれ!

お店の中には、イートインスペースもあったので、散策に疲れたらおかきを食べながら一休みすることもできます。お土産用のおかきやおせんべいが売られていて、どれもおいしそうでした!

太宰府観光ではずせない「おかき処 寺子屋本舗 太宰府店」の外観

福岡名産のあまおうを使ったサイダーも売られてました!氷水に付けられたサイダーは涼しげで、夏にぴったりでした。

太宰府観光ではずせない「おかき処 寺子屋本舗 太宰府店」の内観

お店の中は、座って食べられるように椅子も用意されています。お土産のおかきやおせんべいも販売されていました。

<おかき処 寺子屋本舗 太宰府店 概要>
① 場所/〒818-0117 福岡県太宰府市宰府3丁目2−38
② 営業時間/9:30~18:00(9/11~6/10は~17:30)
③ 席数/テイクアウトのみ
④ 支払方法/現金・電子マネーのみ
⑤ アクセス/馬場参道に入り徒歩5分ほど。スターバックスの並び4軒となりです
⑥ 店舗情報/おかき処 寺子屋本舗 太宰府店

4. 歩き疲れたら天満宮前の「うぐいす茶屋」でひとやすみ

太宰府観光ではずせない「うぐいす茶屋」の梅ソーダ

梅の酸味が程よく効き、炭酸の刺激と相まってさわやかな「梅ソーダ」

太宰府天満宮は敷地が広い神社です。参道を歩き、神社の中をゆっくり散策していると、ずっと立ちっぱなし、歩きっぱなしで、ふと気が付くと「なんだか足が疲れた…」ということになりがちです。

私たちが歩き疲れた時に訪れたのは「うぐいす茶屋」。地元在住の人におすすめしていただき訪れてみました。参道から鳥居をくぐり抜けた、昔ながらの茶屋やお土産物屋さんが並んだ一画にあり、少し奥まった見つけにくい場所にありました。しかし、それが知る人ぞ知る感を感じられわくわくしました。中に入ると、店内はとても広く、座敷とテーブル席に分かれていました。店内からは菖蒲池を見ることができたので、ぜひ窓際の席に座ってください!

太宰府天満宮にあるうぐいす茶屋の外観

うぐいす茶屋は昔ながらの茶屋やお土産物屋が集まるエリアにありました

太宰府天満宮にあるうぐいす茶屋の内観

店内は広々。テーブル席と座敷席に分かれています。

太宰府天満宮にあるうぐいす茶屋の内観

座敷席のほうが菖蒲池に近く開放感があり、おすすめです!

私たちが頼んだメニューはこちら。

・梅ヶ枝餅のセット(甘酒) ¥1,000
・梅ソーダ ¥800

「梅ヶ枝餅のセット」は季節のフルーツとお漬物がセットになっていて、満足感がありました!甘酒のほかに、抹茶、コーヒーが選べます。梅が枝餅は外のカリっ、中の餡がしっとりでとてもおいしかったです。

太宰府天満宮にあるうぐいす茶屋

梅ヶ枝餅セット(甘酒)

太宰府天満宮にあるうぐいす茶屋の梅ヶ枝餅

うぐいす茶屋の梅ヶ枝餅

「梅ソーダ」は太宰府天満宮でとれる梅の実がアクセントに!目でみて涼しく、飲んでおいしいジュースでした。散策に疲れた体に染みわたります。

お店は気のいいおかみさんが切り盛りされていて、こちらまで元気をもらえました。

太宰府天満宮にあるうぐいす茶屋のメニュー

うぐいす茶屋のメニュー。喫茶のほかに食事もできます

<概要>
① 場所/〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4丁目7−13 太宰府天満宮参道中
② 営業時間/9:00~17:00 不定休
③ 席数/300席
④ 支払方法/現金
⑤ アクセス/
参道から鳥居をくぐり抜けて太鼓橋の手前を右手に曲がる。緩やかな坂道を上がり、茶屋が見えてきたら右に曲がり左手に見えてきます。
⑥ 公式サイト/うぐいす茶屋

まとめ|大宰府観光するなら食べ歩きも楽しもう

皆さんいかがだったでしょうか?編集部が伺った時期はまだ汗ばむ陽気でした。これから涼しくなる時期にいろいろなグルメを回りたいですね。

今回紹介しきれなかったお店がまだまだたくさんあります。名物の梅が枝餅だけでなく、最新のスイーツやハンバーガーなど迷ってしまうほどの太宰府の食べ歩きストリートです。

本サイトでは、大宰府天満宮の歴史やイベントを『太宰府天満宮の花菖蒲と紫陽花を見に行こう!【5月下旬~6月中旬】』でも紹介しています。ぜひ、こちらもご覧下さい。また、『大宰府天満宮の食べ歩きとは?参道で現地グルメを満喫しよう!』などもあるのでぜひみてみてください!
ぜひ皆さんも訪れてみてくださいね。