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「イベント集客で人が集まらなくて困っている」
「一週間後にセミナーを開くけど、まだ席が余っている…」
「講演会を開催するけど、効果的な集客方法を知りたい」
広報担当者の方で、こんなお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
例えばイベント会場やセミナールームを借りても、集客に失敗すると赤字になるリスクがあります。また席が空いていると、来場者に「このイベントは人気がない」と思われます。
そうならないためには、イベント集客を成功させるポイントをおさえる必要があります。本記事では、初心者の方向けに「人が来るイベント作り」と「集客方法」について解説します。ぜひ、参考にして下さい。
1. イベント集客が集まらない原因とは
1-1. 会場に人が集まらないという恐怖
イベントを開催するときに、多くの人が一番気になるのは「集客」です。なぜなら、会場に人が集まらない風景は絶対に避けたいという気持ちが働くからです。結婚式のように出席者が決まっている場合は別ですが、多くのイベントは不特定多数を相手にしています。
そのため、当日になるまで参加者の人数が読みずらい事情があります。そして当日の朝まで準備に追われてバタバタし、いざ蓋を開けてみたら人が集まらなかったというパターンはたくさんあります。
一番の理想は、なるべく早い段階で席が全て埋まることです。一定数のキャンセルが出ても、キャンセル待ちの方ですぐに埋まる状況が理想といえるでしょう。
1-2. 集客に一番パワーをかけるのは間違い
イベントを開催する場合、その多くは集客の力を入れがちです。これが、イベントが失敗する一番の理由です。人を集めることに走ってしまう気持ちはわかりますが、それ以前に一番重要なことは「人に喜んでもらえる中身を用意すること」です。
どんなイベントでも中身がないと、集客すると逆効果になることさえあります。「行ってよかった」「このイベントに参加して良かった」と感謝される中身を作ることに力を入れるべきです。
これは、その後の集客効果にも連動してきます。つまり「イベントの強み」や「差別化ポイント」を作ることで、「広報上のウリ」が生まれるのです。参加者は集客の宣伝を見た時に、そこに参加したら何があるのかをチェックします。この「イベントの強み=広報のウリ」は、イベントの集客が成功する重要なポイントです。
2. 集客が成功する魅力的なイベント作りとは
本来イベントとは、参加してもらった人に喜んでもらえ、満足してもらえるものにすべきです。例えばセミナーであれば、「良い学びができた」「新しい気づきがもらえた」といった内容を目指すべきです。ここでは、参加者に感謝されるイベント作りのポイントを解説します。
2-1. 人が来たくなるイベントを作る
簡単ではありませんが、「それは行きたい!」と感じてもらうイベントを作るにはどうしたらいいのでしょうか。例えばイベントには、以下のような構成要素があります。
<イベントの構成要素>
① テーマ
② 講師
③ 内容
④ 価格
⑤ 場所
⑥ 時期・時間帯
これらのイベント構成をまずは理解した上で、人が行きたくなるイベントを考えていきます。
2-2. 流行っているイベントの真似はしない
人はどうしても安全な選択肢を選びがちです。例えばイベントの企画会議で、「先月行われた〇〇のイベントは、〇〇〇〇人集めたらしい」という情報があると、「それをうちでもできないか?」となりがちです。
しかし、ちょっと考えてみてください。あなたが参加者側の人間の場合、似たようなイベントに何回も参加するでしょうか。つまり、流行っているイベントは埋もれてしまい、集客に失敗する可能性が高くなるのです。
イベント運営側は、会場費や人件費、広告宣伝費の損益分岐を超えることが大命題です。イベントの収支を絶対に黒字にしたい気持ちはわかります。しかしその視点でイベントの企画を考えると、大きな落とし穴にハマってしまうのです。
2-3. 興味を持たれる他にないイベントを作る
世の中で既に実施されているイベント企画は、大企業や有名講師といった要素でも、既に劣勢になる可能性があります。同じ切り口で埋もれ、信頼性でも大企業や著名講師に勝てない…。まずは、そういった自社のポジショニングの現実を認識することはとても重要です。
そういった環境下で、いかに自社イベントの集客を成功させるかが腕の見せ所です。例えば自宅用サウナのイベントの場合、インターネットで検索すると「体験イベント」がたくさん出てきます。実際の商品を会場で試せるという企画です。
そこに、健康志向を取り入れて「サウナ1回で体脂肪はこれだけ減る!あなたの体を変えるサウナ体験!」のようなアプローチをします。ここで重要なのは、「ニーズが必ずある」ことと「他でやっていない」ことです。この「行きたくなる感」が集客に必ずつながります。
2-4. イベント集客の人数設定について
イベント集客の大ゴールである目標人数をどう設定するかは、大事なテーマです。ありがちなのが、新商品のキャンペーンも兼ねたイベントで、大きな箱と著名ゲストを用意し、思ったほど人が集まらないというパターンです。
そうならないためには、初めてのイベント企画の場合、確実に集まりそうな人数に設定することをおススメします。そうすることで、場所代や人件費を抑えて収支を黒字にしやすくなります。
そこで一番重要なのは、そのイベントの「参加したくなる」エッセンスに確信を持ち、拡散フェーズに移行していくことです。今やイベント集客において、SNSは必須の広報手段です。そのSNS効果を最大限にするための材料作りがとても大切です。
3. 無料でできるSNS広報はイベント集客と相性がいい
イベント集客において、無料で告知できるSNSは非常に魅力的な広報ツールです。SNSはX(旧Twitter)やインスタグラムなどが代表的ですが、話題性がある内容だと、一気に拡散することもあります。ここでは、初心者の方向けにXを例に解説します。
3-1. まずは気軽にやってみることが大事
無料でできるXを、どんどん活用しましょう。イベント集客のために発信し、拡散を狙いましょう。ここでは基本的なポイントを解説します。
3-1-1. アカウントを作成する
初めての方は、まずアカウントを作成します。方法については、「Twitterのやり方や登録方法」を参照下さい。
3-1-2. 投稿文は全角で140文字以内に
Xの投稿文は、全角で140文字で投稿します。ウェブサイトのURLを入れる場合は、一律22文字としてカウントされます。
3-1-3. 画像やGIF画像を入れる
ツイート作成ボックスの画像アイコンをクリックし、デスクトップやスマートフォンにある画像を選んで、アップロードします。
3-1-4. ハッシュタグを入れる
ハッシュタグは、「#」記号を使用して、文章と関連したキーワードを入れます。開催するイベントのキーワードを入れることで、ユーザーにツイートが発見されやすくなります。
3-2. イベントを色んな切り口で投稿する
イベントの集客をするためには、イベントの魅力をいろんな切り口で投稿します。例えばイベントのテーマや、講師、プログラム、資料の一部など、内容を変えてツイートします。またできるだけ画像をつけて、イメージがつくようにします。
重要なのは、ハッシュタグです。これはX上でユーザーが検索するときの導線になるので、できるだけいろんな種類を設置するようにします。
3-3. イベントが近づくとアクセスが増える
左の画像は、イベントが近づいた時のアクセス事例です。このように告知方法が成功すると、多くのユーザーにイベント情報を伝えることができ、集客を成功させることができます。
試行錯誤していくと、だんだん広報効果を出すパターンが見えてきます。そこで社内で広報ノウハウを蓄積するためには、以下のポイントをおさえましょう。
<広報ノウハウを蓄積するポイント>
① 例えばXなどのSNSアカウントを作成する
② 1日1件ずつ投稿してみる
③ 投稿文と閲覧数を記録する
④ Googleアナリティクスとサーチコンソールで流入状況を確認する
⑤ 閲覧数の多い投稿文の傾向を分析する
⑥ 閲覧数の多い切り口を多用して、投稿数を増やす
⑦ イベントの内容についても検証し、次回のイベント企画に反映させる
4. まとめ
イベントの集客で人を集めるには、「人が行きたくなる中身を考える」ことに注力すべきです。またその広報には、無料のSNSをどんどん活用し、データを分析すれば、集客力もある程度予測することができます。
成功パターンが確立すれば、資金を投下して有料広告を展開する選択肢もあります。
今回は、イベント集客の初心者の方向けにポイントをご紹介しました。ワークコネクションでは、「経営者のインタビュー特集」や「バナー掲載」など告知サポートサービスを提供しています。
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